2017年04月14日

山の畑に行く理由

たいした作もできていないのに
私が山の畑に行く理由

アッコさんが毎日昇り降りしていた道が崩れてきて
歩く人がいないと無くなっていくことを知ったから

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宮本常一『山に生きる人びと』
「最初に道をつくる者は鉈や斧で木を伐り、一応人の通れるところをひらいた。
    信濃路はいまの墾道刈株に足ふましなむくつはけ我が背
という「万葉集」の歌にそのさまをうかがうことができるが、山中のこのような道のひらき方は明治時代までおこなわれていて(中略)今日も山中の仕事場などへ行くための道作りも、木を伐り、鍬で足をつくる程度の簡単なものだが、いったんそこが通路になると、人はそこを通り、次第に踏み固めていくのである。
そしてその道がいつまでものこっていくためには、人がそこを通りつづけなければならない。人がそこを通らなくなればやがて草にうもれて消えていく。」

「塩の道」もそう
そして特に四国では、一般の道を通れなかった「かったい病」の人たちの「かったい道」が縦横に走り、そこを通って四国八十八ヶ所もまわることができたとされる負の道もあったという

そこを歩いた人の足が作った道の記憶と記録
そこに確かに人の営みがあったということを足の裏に意識して
一歩一歩踏みしめながら

何もないと思ってたけど、芽を出していたニラを収穫してまた戻る道
十分晩御飯の一品になりました

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2017年04月04日

福島県昭和村から

僻地に住んでいると、
どこからも遠いから残されていることがたくさんあり、
また僻地に住んでいるから、
わざわざ訪ねてくださる方がいらっしゃっいます。

今日はからむし織りの里、福島県昭和村から、
織りと伝承活動をされている素敵なご夫婦が来てくださいました。
一生のうちで行けることはないんじゃないかと思うところからの
ありえない出会いがとてもありがたい限り。

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全国各地への取材や地元での特化した取材
念入りな調査、丁寧な分析、
そのなかから探し出そうとされている内容はとてもシンプルでいて本質的なところ。
私も地味に聞き書きを続けている中でなにを求めているかというと、
ノウハウでもセオリーでもないわけで、
じゃあなにかというとモゴモゴモゴ…とはっきり答えられないのですが、
大切なところは活字にできないところなのかもね、
してはいけないところなのかもね、
というところでうんうんと大いにうなづくのでした。

これから聞き書きを続ける上でたくさんヒントをいただきました。
猟師さんへの取材でのクマの種類のお話は
言われてみてこちらでも思い当たる節ばかり、いやもう節だらけ。
先日行った宮古島、宮古上布の栽培や織りの疑問もいろいろと解決。

伝統と産業という相容れないかたちについても考えました。
カジ蒸し以前、
生カジを繊維にしていたことを知らずして太布も語れないなということも。
これからもここに暮らしながら、
変わりなくほそぼそと、息長く続けていくことが大切なんだな。

太布庵では、持って来てくださったカラムシの繊維にみなさん大いに盛り上がり、
触っては眺め「へー」、触っては眺め「はー」
績んでみて「ほー」
これがカラムシなんやなあと
太布とは違い繊細で光沢があり美しい繊維にほれぼれしておりました。

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こちらが不勉強で十分な対応ができず恐縮でしたが、
まだ1.5mの積雪があるという昭和村、
今年は雪が多く農作業が遅れるということで来てくださったとのこと。
太陽元気ないな、桜が遅いなとぼやいておりましたが、
そんな太陽さんにも感謝です。

遠方からありがとうございました。
そしてとってもかわいい♪

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2017年03月26日

北川小学校百三十六年のあゆみ いしだて 

小学校百三十六年の歴史、区切りの日
たくさんの卒業生たちが駆けつけました
中でも嬉しかったのは
この大先輩たちが来てくださったこと
文才豊かで地域の歴史を身を以て熟知している大先輩に
何度も施設に通って話を伺い相談させていただきました
入院先から来てくださった方もいて
ゆうさんの「これなら申し分ない」という言葉がとてもうれしかった

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題字はこの方のもの
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聞き書きさせていただいて、完成したら持ってきますねと言ったまま
先に逝かれてしまった方がお二人
間に合わなかったのがとても残念です

なかなか原稿が集まらず各所個人的にお願いし
限られた予算の中で
どうすれば内容を盛りだくさんにできるのか
高齢者でも子どもでも読みやすいような
字体、文字サイズ、余白、タイトル、段組み
山のようにある写真の中からなにを選ぶのか
ばらばらと集まってくる原稿をどう構成すればいいのか
ひとつひとつ、意見を聞きながらなのか、独自に判断をすべきなのかの線引き
情報のばらつきの中からどうすれば136年の歴史を均等に掲載できるのか(そもそも無理なのか)

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これまで個人で冊子を作ってきたときとは全く違い
編集委員のみなさんとの共同作業で一冊を作り上げるという醍醐味も
私にとっては貴重な経験でした
この1年間本当に勉強になりました。

まだまだ不十分で、ああ、あと半年あればなあと思い
出来上がったものの読み返すとまた間違いを見つけてしまいそうで怖かったりですが
尊敬してやまない大先輩たちから続く今までの歴史を残すという
とても重い責任を任せていただいたことはこの上なくありがたいことでした
感謝感謝です

一仕事終えて
なんていいところ、なんてすてきな人たち
やっぱりここが好きだなあ

(今の実感の記録として)












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2017年03月14日

ふたり旅

さくらんぼの花が咲いてきたなと
見上げていた私を
見上げていた鶏が
急に肩にばさばさと飛び乗ってきた
手乗りブンチョウはかわいいが
肩乗り鶏はびっくりする

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明日から娘と初めてのふたり旅
帰ってきたら満開かな
山からだから朝4時起き
もう寝な

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2017年03月11日

3.11 No nukes

回覧板を届けるために、河原近くのお家から
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集落の一番高いお家まで、一人暮らしの3軒まわって
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3軒ともお留守。
出かけたのかな、入院してないかな
いないとなにかと気にかかる。

青い空に春を感じていたら
足元にも
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3.11
あのとき、もう春は訪れないんじゃないかと思ったことを思い出した

No nukes雷
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2017年03月10日

民具を巡る旅 土佐編

有志で訪ねた高知西部の民俗資料館。
木頭と共通のものや目新しいものなど、学芸員の力量問われる民具の展示、とても勉強になりました。
そして今回の最西、この季節まさかの積雪の梼原町の民俗資料館まで、みなさんの興奮状態は続くのでした。

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津野町(旧葉山村)の民具資料館。
籾をする木摺臼(きずりうす)の接地面が見たい、底が見たいとみなさん。
学芸員さん要望に応える。

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赤土を使わずケヤキで作られた木摺臼には、石臼のようなこんな刻みが。

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茶どころ津野町の大きな茶カゴ。
藩所有の山は不入山と呼ばれて一般人は入ることができず、そこで作られたお茶は藩の現金収入の一つでした。

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当時庶民にとってお茶は貴重品。
四煎か五煎した後に茶葉を再び乾かして、小さい石臼(茶臼)で挽いて抹茶のようにして飲んだのだそう。
そう言えば、炭が現金収入だった木頭でも、家では炭は贅沢品で使わせてもらえなかったということでした。

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梼原町の教育委員会所蔵の民具の写真資料。午後5時過ぎてもみなさん食い入るように見ておりました。

帰り道々用事を済ませ、
久しぶりのリハビリは、1月に足首の靭帯切ったのでそのリハビリメニューも加わって盛りだくさん。


ようやく木頭も今日からまた春らしく晴れ
山の畑に麦の様子を見に行く途中、トコねえさんは薪を抱えてお風呂を焚いているところでした。

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そしていつまでも見とれてしまう、トコねえさんの後ろ姿。

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2017年03月08日

目打ちはじまり じゃがいも準備

静かににひっそり帰ってきたのだけれど
どこかで見られているのだな
姿をちらっと見たからと「ほうれん草取りにこんか」とヒデねえから電話あり。
雪の舞う一日でしたが、日中は晴れ間もあって気持ちあたたか。

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ほうれん草をたくさんいただきついでに楽しい話をたくさん聞いて
製作中だというぼうしの作り方とボケぼうしにもなるという川柳の極意も教わってきました。

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梅満開の帰り道、トコねえもナンコねえもみんなあちこちでジャガイモ植える準備しているので
もうこれは私も can't help 目打ちing! 

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お隣りの畑では、ヨリ兄がグロにしていたカヤをほどいてこみきりで刻んで土に鋤き込む準備。

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ちょこっとですが、今年お初の目打ちして
冬の間なまっていた身体びしばし
久しぶりに土に触れて癒されて

そんな一日。




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2017年03月06日

春めいて

大阪の実家で
義母に雛の無事卒業を報告して
当の本人は免許取得中でまだ帰ることができず
義母と母の熟練女子でささやかに
雛あられを食べてお雛祭りをお祝いして

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家に戻ってきたら

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お山はすっかり春めいていたぴかぴか(新しい)

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2017年03月02日

一区切り

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3月1日
あいにくの雨でしたが、心晴れ晴れと

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これが最後かもと言いつつ、在学中に3回も孫のところに来れた母と
仕事に追われる中なんとか休みをもらった娘夫婦も駆け付けて
無事卒業です

国歌斉唱を沖縄も義務付けられるようになったようですが
私たちと同じく起立しなかった人たちも多く
花道では卒業生にお菓子のレイをかけるという
最近の沖縄風の流儀も体験して

さて一区切り
山に帰ろっか




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2017年02月20日

恐るべし校正

「校正恐るべしです。健闘を祈ります」
太布織り保存会の大沢会長から送られた一言メッセージ。
見れば見るほど、読めば読むほど湧いてくる誤記、誤字、脱字、入力ミス、そもそも間違い。
小学校誌、時代背景も調べながら校閲もしております。
連れ合いと遠距離恋愛ではなく遠距離校正&校閲しながら、印刷屋さんとやり取り中。
なんと細かいのも入れて750箇所以上。
目がしょぼしょぼです。

編集委員の皆さんも名簿チェックありがとうごじゃります。
おかげさまで、なんとか、どうにかこうにか、最終…

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と言えるのか?

今日はもう寝よや。


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2017年02月19日

マグロの目玉

泊漁港の市場。
これがその、マグロの目玉なのか?
えみさんに電話で確認。

「そうよ、それそれ。」

  目ん玉5個入りだけど、1パックでいい?

「いやー、もっともっと。15個くらいねー」

ということで、目ん玉すべて買いあさってきました。
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南洋の色あざやかな魚、わいるどなタコ。わいるどな市場のおじさん。
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ちゃんと学ぶことも忘れずに
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市場の食堂は新鮮で安い。
折角来たので、食べていこう。
今何時? 朝10時。
これ何ご飯? 昼には早い。
ま、いい。
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おいしすぎ♪
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さ、お腹いっぱい。午後から、船員会館で課目試験です。

博物館情報・メディア論。
娘の付き添いではなく、付き添ってくれているのは娘。
というかいっしょについてきたので、勉強してる隣で暇を持て余しております。
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2017年02月18日

「数学する身体」森田真生さん

中学や高校の頃、テスト前になると爪を切りたくなって(特に数学)、
普段しないのに弧を描くようにきれいに切って、おまけにきゅっきゅと磨いたりして。
でも半世紀近く生きてきて、子どもの手も離れつつあり、人生の中でようやく猛烈に学びたいゾーンに入っている私です。

そしてベストタイミングで、
識る喜びと人との関係性の大切さを、さらに強烈に、美しく伝えてくれたのが、
結局は素数7である歳になった私の誕生日の翌日、
美ら島自然学校での講師、独立研究者森田真生さん。

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講演会に誘ってくださったのは、
そのお仕事とほっとする温かさがとってもすてきなアイデアにんべんさんです。
いつも教えてくださる情報が的を得ていて、今回もどストライクでした。
本当にありがとうございます♪

森田さんは数学者という肩書きですが哲学的かつ芸術的で、
すべての根本に平等な人間的思考がある(と感じた)、東大出てるけどすごい人。
和歌山で農的暮らしをしていた数学者の岡潔の話も面白かった。
語りはある意味落語のようなリズムと機知がありついつい聞き惚れて、
休む間も無く語り続けた2時間はまさに圧巻で、
瞬きするのも忘れるほど引き込まれました。
今度私も、風呂屋で素数の番号のロッカーを探すことでしょう。

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3月23日には高知に来るそうです。
行きたいけど私はいないので行けない、でも行ける人は行ったほうがいい!

そして明日は試験だというのに、
こうして違うことがしたくなっているのでした。
ではこの辺で勉強に戻ります。
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2017年02月16日

宜野座村立博物館

昼間は笑子さんの店手伝いと事務・編集の仕事、夜は小学校誌の校正という日々ですが、
先日の日曜日はお休みをいただいて、まーちの研修も兼ねて会いたい人たちに会いに。

出発前に思いがけず、沖縄に来ていた木頭つながりの大好きなご夫婦にも会えて、
もう満足度200%な1日でした。

まーちと訪れた宜野座村立博物館は、阪神タイガースキャンプまっ最中の真裏。
フィーバーしたいところですが、掛布や真弓、岡田の頃、奇跡の優勝をしたときしか知りません…

学芸員さんにこれまでの歴史や独自の取り組みやなどを丁寧に説明していただき、
ずっと続けておられる紙芝居の実演も見せていただきました。
深いアツい思いを持って、ハコモノにむやみにお金をかけずソフトを充実させ、
手に負える、身の丈にあった動きという部分でも、とても共感できました。
南部の沖縄戦との違いという点では、沖縄の人たちにもあまり知られていないことも多いそうで、
聞き書きを続けながらも、証言できる人があと何年かでいなくなるというお話がずんと心に響きました。
もっともっとお話をお聞きしたかったのですがタイムアウト。
博物館は学芸員さん次第だと再確認した次第。
必ずまた訪れたいと思います。

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紙芝居の絵はなるべく地元の方(プロでない場合がほとんど)にお願いしているそうですが、すごい完成度。

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戦争でなにもかもなくなった。
さて、生きていくために必要なものってなにかというさりげなく大切な展示。

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ここでも戦後は林業バブル。
そして今の時代もこのまま続くとは考えられない。
将来基地がなくなった時、この宜野座の自然をどう生かすか、どう生きていくか
子どもたちに問いかけるそうです。

そういう私も今、学芸員の資格取得中で、あ、次の日曜日は課目試験です。
泊港近くで試験、笑子さんに泊でマグロの目玉買ってきて〜と頼まれました。
食べてみたいけど、ちょっと怖い… でも目ん玉ってどんな味なの〜、やっぱり食べてみたい。

ということで
今日は校正とりあえず一段落で、これから試験勉強。
博物館メディア論です。
 
続きは次回。


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2017年02月11日

海にいて山を思い

やんばるに来て毎日濃くてお腹いっぱい
お手伝いしている笑味の店の笑子さんが作る料理もお腹いっぱい

明日はつくらしで研修中のまーちと宜野座村立博物館で勉強
お昼からは美ら島自然学校に参加
その前後にお久しぶりや初めましてのすてきな人たちにお会いできるので楽しみです

娘は最後の農場合宿で、宿泊棟で午前3時までカラオケ大会につきあい
この寒いのにタオルケットしか掛け布団がないという
最後の最後に風邪をひいてダウン中

ここは日本海かと思うほど、大しけ
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私とまーちが寒さを連れてきたんだな
木頭はその分あったかくなったかな
海にいて山を思います







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2017年02月10日

今自分がどこにいるかふとわからなくなりますが 森住さんの講演会

やんばるから辺野古や高江の現状を伝え続けている森住卓さんからメールが来ました。
そのやんばるで私も今お仕事しています。
夜はGEOでココア一杯でねばって小学校誌の最終校正をしています。
今週末にかけて沖縄なりの冬真っ只中、台風並みに時化ています。
木頭は雪だとか。
3月には木頭に戻っているので行かねばです。
徳島の方、四国の方ぜひ。

写真家の森住です。
ご無沙汰しています。
3月6日徳島市のカフェアーロンズで『福島でなぜ被爆の話ができないのか?』の講演会をひらきます。
是非、宣伝して下さい。



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2017年02月04日

福寿草の便り

聞き書きして文字起こししたものを確認してもらうために
あちこちまわっています。
「任せるからええよ」
と見る前からOK出す人もいれば、
「いや、なんか違うからちょっと待って」
とダメ出しもあったり。
手間はかかりますが、こういうところはしっかり時間をかけたいところです。

今日は珍しく暖かい1日。
散歩も兼ねて畑もまわって、
空き家になってるお家の斜面に咲く福寿草。

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お嫁に来た時からずっとここの草刈りをしていたと
タケねえが言っていました。
明日は下流の施設に伝えにいこう、
「タケねえ、福寿草がきれいに咲いてるよ」って。

北川のみなさんに会えるもうひとつの場所。
楽しみです。

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立春ですから

まだ土ががちがちに凍っていますが
そろそろ畑に出ないとね

野良へ出よう

レポートふたつ終わってから… 終わるのか?

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2017年02月03日

節分の日に

文章で伝えるトレーニングにと思いFBをアップしてきましたが
流れ去って行く情報の数々に消化不良気味、胃下垂の私は特に。

それでもこの山間僻地から伝えたいことが日々溢れていて
私だけでは抱えきれないので
記録のためにも文章はブログに戻ろうと思います。
過去の自分に向き合うためにも。

思えば原発事故直後にアップしたあと
直近の情報がとにかく欲しくてTwitterやFacebookに流れちゃった訳ですが
なんだかこうして振り返ってみると、げ、全然成長してない自分に気づいたり。

左肩のリハビリ中。
リハビリも自分で直そうとする日々の気持ちがまず必要なのだと知りました。

写真ってどうやって入れるんだったかな
数年おいて同じくこちらもリハビリ中。

ただいま、ブログ。

2月3日。季節をわける節分の日に。

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2011年03月19日

庭のさくらんぼの花が蕾をぱんぱんに膨らませている。
もうすぐ開花。
このあいだ河原へおりて行く道で
コジュケイの群れがばたばたと飛び去った。

命あふれる春。
でもこのうえなく気が塞ぐ春を迎えている。

東北を襲った天災に、
人智の小ささをつきつけられ、
それなのにまだ経済を優先させる異常な事態。
事故後から今に続く原発を維持させるための必死の情報隠蔽、
助かる命が助からない、まさに人災だ。
小さい子どもや若い人たちが放射腺量をチェックされているのを見ると辛くてたまらない。
汚染された牛乳やほうれん草、身体に取り入れたときの内部被曝の恐ろしさをどこのメディアも伝えない。
レントゲンは一瞬、でも体内に取り込まれた放射性物質は
ずっと体内で放射腺を出し続ける。
そんな子ども騙しがまかり通ることがたまらない。

辛く悲しい事態の中でも、
一人一人の優しさやたくましさ、助け合いが伝えられているのに
一方で、やはり戦後65年たっても、
この国の政府やメディアは一向に進歩していないようだ。

原発の事故がなければ
もっともっと津波の被災者に力を注げるのに。
悲しいけれど、
津波の被害からは立ち直れる山河はまだ残される。
でも原発の周囲は多分半永久的に汚染されて使うことはできないだろう。
無力感と、腹立たしさと、悲しさが、
いつもいつもこころの中に渦巻いている。

なにが出来るか。
起こってしまった悲しすぎる出来事、
でも、もう前を向いて進んで行かなくてはならない。

残された自分たちに出来ることは、
これ以上子どもたちにツケを残さない暮らしを選択すること。

風向きはどうか、
雨にあたらぬよう、
家を目張りして屋内避難、
洗濯物は干さないよう、
内部被曝しないように塗れタオルで口を覆って、
食べ物は汚染されていないか、
子どもたちと妊婦さんは特に注意して…
こういったことに神経質になって暮らすことが
原発と共存すること。

それよりも
ささいなことで悩んだり、
大声挙げて笑ったり、
子どもの成長を喜び乍ら生きて行く
当り前の暮らしを選びたい。

こんな事態になってもまだ
原発は必要だと声高に叫ぶ人たちがいることが信じられないのだけれど、
それもこれも教育の成果?なのかと思うと、
これからはそんな大人たちを蹴散らす子どもたちを育てたいと思う。

現地に行くこともできない私たちはただ祈るしかないというけれど
その他にもできること、
各地の原発は即停止すべき、と声を挙げ続けていきたいと思う。


どこでどんな災害が起こるか分らない。
これ以上の人災を増やさぬよう。



大きな悲しみの中でも

小さな喜びを見つけながら

桜が咲く頃には少しでも事態がよき方向に終息していますように。

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2010年12月27日

今年もお世話になりました

今年も気づけばあとわずか。

相変わらずやり残していることは星の数のほどありますが、

ともあれ

家族無事、平穏に暮らすことができまして

お世話になったみなさまに

感謝感謝の年の瀬です。


昨日は久しぶりに

家族そろって海でまったり、

のはずが

強風で早々退散・・・

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どうか来年も

みなさまにとって良い年になりますように。。。






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2010年12月26日

お返しのかたち

たくさんの人たちにお世話になりながら、
これといってお返しらしいお返しもできずにいる
村での暮らし。

娘も同様、
小さいときから何かにつけ
物心両面で支えてくれた人たちに
なんのお返しができるかなと
考え考え、

ふと
荷物にならぬお返しを思いついた娘。

「楽器を演奏して聴いてもらおう♪」

冬休みになり、
昨日早速朝から
学校から借りている楽器を抱えて出動。
玄関先で3曲演奏。

なんとも間の悪いことに
移動販売の車が
大音響で「ごんべさんのあかちゃんが…♪」

それでも
山に響くサックスの音色はなかなかよいものでした。

「いいもん聴かせてくれた」と
つきたてのお餅を持たせてくれて・・・
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ありゃ、これではお返しになっとらんな。


ともあれ、

彼女にできる彼女のスタイルの

村への恩返し、

音楽はなかなかいいもんです。

posted by pon at 06:35| 日記

2010年12月23日

こたつにて

木頭は山奥だけど思いのほかインターナショナルである。

何年か前の冬、
サンロケダム建設で立ち退きを強制させられようとしていたフィリピンの山岳民族の方が
現地のNGOの代表と木頭に来られたことがある。

村の人たちにも集まってもらって話を聞いたりして
現地での強行なやり方に怒りを覚えながら、
お二人の来村で印象に残っていることは、
宿にあった「こたつ」にみんなが足を突っ込んでいるのを見て,
「なにこれ? まあ、なんてキュート揺れるハート
みたいなことを多分言って、けらけら笑い出したことだ。

部屋全体をあたためるより、
こたつは足を局所的にあたためるのでとってもエコだ
と、おっしゃるのである。
そしてみんなが向き合うのがなんともいいと。


「こたつ」に入ると動けなくなると思い、
何年もしまったままにしてあったけど、
最近冬にはこたつを出している。
うちはホットカーペットの上に
こたつを電気を入れずに置いている。


そしてこたつに入るたびに、
二人が嬉しそうに足を突っ込んで
頬をピンクにしてケラケラ笑っている光景を思い出すのである。

こたつの通説通り、
手の届く範囲にいろんなものが集まってきているけれど、
んだば、動かぬことを利用して
娘とこたつでこんなものをこつこつ作り出した。

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木頭の冬は長い。
まだまだ増殖中。

posted by pon at 07:10| 日記

2010年12月21日

オリの中には

ここは山なので、

極端に言いますと

家を出るとボールが転がる地形になっておりまして、

平らである程度広い土地があれば

「おお、運動会が出来るな」というのが

村での決まり文句であります。たぶん。



我が家の場合、

最寄りのキャチボールできるくらいの広さの平らな土地は

国道、てなことになっています。



前置きが長くなりましたが、

そういうわけで、娘と国道のどまんなかでバドミントンをしておりますと、

5分に1台ほど通るか通らないかくらいの車は大抵村の人で、

なんやかんやと声を掛けてたり手を振ってくれたりして通り過ぎて行きます。


だいぶ日も傾いてそろそろ家に入るかね、というくらいのとき、

柚子畑の作業から帰ってきたお隣のTさんが、

国道バドミントン親子に気づいて

こっちこっちと手招きして

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見せてくれたのが、

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畑を荒らすオサルのために仕掛けたオリに

かかっていたタヌキ、ぽんぽこぽーん。

特に人を怖がる様子もなく、

こちらをじーーーーっ。




あしたでも、山の奥の方に逃がしに行ってくるわ、

柚子の木の下やったら少しはあったかいじゃろう、

と、オリを木の近くに寄せるTさん。



タヌキも畑に悪さをしないわけでもないのですが、

優しいTさんに捕まってよかったねハートたち(複数ハート)


と、冷え込んできた夕暮れ、

あったかい気持ちで娘と家に戻ったのでした。







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2010年12月18日

ヒロねえさんちの軒先

最近私は、
近所に住むヒロねえさんちの軒先ばかり気にかけて過ごしていました。

あやしい行動です・・・

いえいえ、

毎年、ヒロねえさんが毎年抜群のタイミングで
サツマイモの「干しかイモ」を茹でて干すからです。

早すぎると干した時にカビが生えたり
ハエが卵を産みつけたりするのですが、
ちょっと時期が遅いと
生芋のときにしびて傷んでしまう。


昨日見たけど、まだ。

今日、
「あ、干してる!!」



なので今晩は
しごとしながら、
ことこととストーブの上で
芋を炊いています。

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posted by pon at 20:00| 日記

2010年12月13日

絵手紙

先日子どもたちが
岩兄さんに絵心を伝えてもらった
絵手紙教室。

子どもたちそれぞれの
心のこもった絵手紙ができあがりました。

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2010年11月29日

しいたけへの道

よし、しいたけ菌を打ち込もうと

ほだ木となるくぬぎを準備。


でも、くぬぎはまだこんな状態ってか・・・

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しいたけはいつになったら食べられるのだろう。



posted by pon at 23:45| 日記

2010年11月28日

流木琴

キャンプ村の河原で

こんなことに熱中してました。

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名付けて「流木琴」

左からビミョウに

ド レ ミ ファ♯ ソ ラ♭ シ ド♯ レ♯・・・


♪ ♪〜
posted by pon at 15:48| 日記

2010年11月22日

にぎやかなキャンプ村

紅葉した樹々もそろそろ葉を落とし、
辺り一面いろとりどり。

さて、出動!
畑と鶏小屋に入れる落ち葉とり。

散歩したそうな顔で
梅ねえの家からこちらを見てアピールするモコも積み込んで、
久しぶりに美那川沿いの林道を走り、
しばしシーズンオフでひっそりとしたキャンプ村で遊ぶ。

ひっそり静か、と思いきや
河原にはこんなにたくさんの利用客。

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動物たちのにぎやかな痕跡。

「今日は人とモコがおるでよ」

近くの木の陰で見てたんやろうなあ。
お騒がせしてすまんかったね。


サンタクロースの荷物ほどの落ち葉をいただいて帰りました。
posted by pon at 06:11| 日記

2010年11月19日

ひょい ひょい

「好きなだけ採ってけ」と言われて
今年もけい兄さんちの柚子を採らせてもらいました。

段々畑に植えられた柚子、
途中の石垣からにょきっと生えている実生の柚子の木に
それはそれはたくさんの元気な柚子がなっていて、
でも実生の木なだけにとてつもなく背も高い。

これは採れまい、と
ひょい
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ひょいひょい
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すぐ下は5,6メートルはあると思われる石垣直下、
オサルのようにかっこよく木に登って
採りにくい枝を切ってくれました。

これまた実生ならではの
鋭いバラ(トゲ)まみれの幹ですのに・・・

けい兄さん、
連れ合いとは3周り違う卯年生まれ、
来年は堂々たる年男だと聞いちょりますが、

歳を疑うばかりです。。。
posted by pon at 19:26| 日記

2010年11月16日

紅葉散歩

今年の紅葉は息を飲む美しさです。

こんなに人間は得手勝手なことをしているのに
なんでそんなに美しい姿を見せてくれるのでしょうぴかぴか(新しい)

夕方娘とモコと高の瀬峡まで紅葉散歩。

日頃の慌ただしさをすっぽり包み込んでくれるような
自然のダイナミックさに
ただただ自分の小ささを感じながら
ひたすら心地よい散歩でした。

秋の日はつるべ落とし。
まっくらになりつつある道を
ちょっとびびって早足で帰りましたけれど・・・

写真ではこの美しさは伝わらないだろうなあ、
ということで
写真は無しで。
posted by pon at 07:52| 日記