2017年04月04日

福島県昭和村から

僻地に住んでいると、
どこからも遠いから残されていることがたくさんあり、
また僻地に住んでいるから、
わざわざ訪ねてくださる方がいらっしゃっいます。

今日はからむし織りの里、福島県昭和村から、
織りと伝承活動をされている素敵なご夫婦が来てくださいました。
一生のうちで行けることはないんじゃないかと思うところからの
ありえない出会いがとてもありがたい限り。

DSC02170.JPG

全国各地への取材や地元での特化した取材
念入りな調査、丁寧な分析、
そのなかから探し出そうとされている内容はとてもシンプルでいて本質的なところ。
私も地味に聞き書きを続けている中でなにを求めているかというと、
ノウハウでもセオリーでもないわけで、
じゃあなにかというとモゴモゴモゴ…とはっきり答えられないのですが、
大切なところは活字にできないところなのかもね、
してはいけないところなのかもね、
というところでうんうんと大いにうなづくのでした。

これから聞き書きを続ける上でたくさんヒントをいただきました。
猟師さんへの取材でのクマの種類のお話は
言われてみてこちらでも思い当たる節ばかり、いやもう節だらけ。
先日行った宮古島、宮古上布の栽培や織りの疑問もいろいろと解決。

伝統と産業という相容れないかたちについても考えました。
カジ蒸し以前、
生カジを繊維にしていたことを知らずして太布も語れないなということも。
これからもここに暮らしながら、
変わりなくほそぼそと、息長く続けていくことが大切なんだな。

太布庵では、持って来てくださったカラムシの繊維にみなさん大いに盛り上がり、
触っては眺め「へー」、触っては眺め「はー」
績んでみて「ほー」
これがカラムシなんやなあと
太布とは違い繊細で光沢があり美しい繊維にほれぼれしておりました。

DSC02165.JPG

こちらが不勉強で十分な対応ができず恐縮でしたが、
まだ1.5mの積雪があるという昭和村、
今年は雪が多く農作業が遅れるということで来てくださったとのこと。
太陽元気ないな、桜が遅いなとぼやいておりましたが、
そんな太陽さんにも感謝です。

遠方からありがとうございました。
そしてとってもかわいい♪

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posted by pon at 17:30| Comment(4) | 日記
この記事へのコメント
多忙ななか、ありがとうございました。ひとつの場所に多様な歴史が見られる、、、、クサカジというカジ蒸しをしないで繊維を引き出す技法、そして原始布・古代布という表現をしない大切さは大沢会長の語りから感じました。中世からの、という点はかなり大切な認識です。炭焼きの技法、窯の改良を見ると木頭地区の「改良への意志」はなぜ行われるのか?それがカジ蒸しにつながっていると思えました。
Posted by kanke hiroaki at 2017年04月05日 03:54
他地域をよく知らないので、木頭のなにが違うのか、同じところはなんなのか、もっと勉強せねばと思っています。これからも色々教えていただけましたらありがたいです。よろしくお願いします。
Posted by げんばまきこ at 2017年04月05日 12:27
福島県昭和村は私の故郷の福島県柳津町の隣の村です。
なんだか懐かしくなってコメントさせていただきます。いろんなところで繋がっているんだなあ〜(^^)
Posted by hiromi.kojima at 2017年04月05日 14:04
そうなんですね(^-^)
いいところなのでしょうね〜、そんなお話とかゆっくりさせてもらいたいです♪


Posted by げんばまきこ at 2017年04月05日 19:42
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