2018年06月20日

キク兄とミツマタの縄

2013Dec4fb

きく兄さんちのコタツに入ってみかん食べながら聞く、昔の山と追い山(狩猟)の話。

1960年代に伐られてしまったという、大人4人が手をつないでもまだ足りなかったというほど大きな径の栃(トチ)の大木を、「げんばさんに見せてやりたかったな。あちこちの山へしごとでいったけれども、あれほどの木は他に知らんな」。
木頭でもさらに高の瀬の奥、追い山師(猟師)も寄り付かなかったという原生林を知る世代、まだ機械化される前の山仕事の時代を経験されてきたお話は、何度聞いても、今日もまた同じ話が重ならず、語り部のように語られるのを聞いてなんとも豊潤な時間を過ごすことができました。

帰り際、「ほうじゃ、ほうじゃ」と、きく兄のお父さんが作られたというミツマタで綯った縄を出してきて見せて下さいました。「昔このあたりはミツマタの出荷が盛んで、そのミツマタを束ねるのに使っとったらしい。おそらく、製品にはならんミツマタを使ったんじゃと思う。そういうのをこまごまと作る人じゃった。ぬらしてみるとミツマタの繊維らしい感じがようわかると思う」

きく兄のお話を聞けた日はとても充実感でいっぱいです。
 
次来た時にはシュロ皮から繊維をとってシュロ縄の綯い、負い縄のつくり方を教わることになりました。ああ、たのしみです。
posted by pon at 13:41| Comment(0) | 日記
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