2018年06月20日

生き心地の良い町2013Nov26fb


力の入らない1日でしたが、豆を炊きながら「生き心地の良い町」読了。
徳島県海南町(旧海部町)の自殺率の低さを4年間にわたって日常生活にもわけいりながら調査されてまとめられた本です。
研究者の論文というより、女性の視点と読みやすい文章がとても新鮮で、
なにより内容がとてもいい。

海部町にあるもの
・いろんな人がいてもよい、いろんな人がひたほうがよい、多様性を大切にする
・財産、家柄、地位は関係なく人物本位をつらぬく
・どうせ自分なんかと考えない お上への依存度が低い 政治への無力感が低い
・「病」は市に出せ とにかくためこまずに吐き出す
・ゆるやかにつながる 立ち話程度の近所付き合い 濃すぎず 薄すぎず

とくになにかを特別に政策として打ち立てているわけではないけれど、
歴史的な経緯もあり、海部町の人たちが当たり前としていることが
実は孤独感や閉塞感をなくして自殺をくいとめている。
同じ過疎地ではあるけれど、似ていること、違うこと
とても身近な問題として思うところ多々。

意外だったのが海部町の幸福度が意外と近隣町村より低いこと。
でも不幸であると思う率も低い。
「幸せでも不幸せでもないのが自分にはちょうどいい、それが一番心地いい」
これ、読んでてとても腑に落ちた気がする。

今年読んだ本のベスト3にランクイン。
おすすめです。
posted by pon at 13:45| Comment(0) | 日記
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